「ビフォア・サンセット」を観た

彼女が踊って
彼が笑って
彼女は踊りながら
画面がゆっっっくり暗転して
エンドロールが流れた瞬間
「マジか!」って言った
猫がビクッ!とした


すごいな
これで終わろうと思えるのすごい勇気
しかもこの作風で2作も作れるのもかなりの勇気


彼女の家に送ってる途中の
車中の会話が印象的だった
あるよなあ、あるある、って思う


そしてお互いが常に
一定の距離を崩さないように
踏み入りすぎない距離を保ちながら
会話をするのが 切ない


仕方ない事だとは
もう戻れない事はわかっていながらも
ああ、あのときこうしていたら
もしあのときこうしなければ
と思うことは
本当にたくさんある
でももしそれを
現在から修正しようとすると
確実に誰かが傷ついて
その犠牲を払ってでも
確約のない未来を選ぶなんてことは
相当な自信がないとできないなあ


しかし
めっちゃ喋る!


猫が出てきた


「ビフォア・サンライズ」より
美しい作品だった
音楽も美しかった