「リップヴァンウィンクルの花嫁」を観た

自己主張の下手な華ちゃんが、
結婚して、
別れさせられて、
業者の人に紹介してもらった仕事でCoccoに出会って、
お屋敷に住んで、
Coccoが死んで、
なんだかこの1年は夢のようだったなあ、
と思う作品。


3時間。
長い。


岩井俊二監督作品は
必ず人が死ぬ。
いつ死ぬか、いつ死ぬかと、
心配しながら観てしまう。


なんか
一種の怖いもの見たさで
彼の作品を観るけど
毎度毎度もう懲りた、と思っている。


音楽も、映像も、役者も、
その美しさゆえに怖すぎる。


コッコが普通に喋ってるの、
初めて見た。
華ちゃん色白。

結局、
殺せなかったってことなのかな。


「あたしこの涙のためだったら
何だって捨てられる」
が強く印象に残った。


シリアスにもユーモアにも
狂気しかない。
1回泣いて、1回笑った。