サウンド・オブ・ミュージック

サウンドっていうのは実際
もう飽和していると思う
これはなんとかっぽい とか
これは何チルドレンだな と 分類ができないようなアーティストは
本当に稀で 最近は1年に1つくらいしか見当たらない
だから今は そのアーティストの人間性というか 人間力
人間の魅力で いい音楽かどうか判断する
その人から出る作品というのは絶対にその人の個性が出ていて
すごく近いようでも絶対に全く一緒にはならない
僕は音楽は大好きだけど
音楽を理論的に分析する研究者にはなれなくて
感覚でとらえることしかできない
でも感覚は人並み以上だとは思うから
僕は最大限にその染み出る人間力を感じ取って
その音楽を聴き取る
だから僕は すごくポップでキャッチーな聞きやすい音楽でも
ただお金のにおいのする音楽や ただ技術や斬新さをひけらかす音楽
人間力が感じられない音楽は
興味がわかないし アートだと思わない むしろ音楽でさえないかもしれない