「六ヶ所村ラプソディー」を観た
悲しくなった。
目に見えないものは、こわいし、不安だ。
だから、わたしは存在してほしくない。
皆、幽霊とか、おばけとか、目に見えないものや、自分の理解の範疇を超えるものを怖がるのに、放射能は怖がらないのかな?
今ある美しい海や畑が汚れる可能性に目をつむって、原子力発電に頼ることは、本当に「仕方ないこと」?
わたしには、目の前の手っ取り早くおいしい話に、ただ飛びついているようにしか見えない。
「原発は嫌だけど、わたしら一人が反対したって、ねえ」という町の声が、多い。
長いものに巻かれること、流されることは、楽だし、簡単だ。
「青森産」の食べものに放射能を連想させたくないよ。
おいしいものがこんなに沢山ある町なのに。
わざわざこんなに地震の多い国に原発いっぱい建てなくても・・。
今はこの「日本の汚れた歴史」が、なるべく短く終わることを祈るばかり。
しかしわたしはいつも、
たくましいものに惹かれるし、憧れる。
意志を、信念を強く持って動く人は、かっこいい。