「ジャンヌダルク」を観た

ジャンヌダルク」を観た


辛いなぁ
観ていて誰にも味方できなかったし
誰が勝っても喜べなかった
正義は普遍的なものではなくて
時代によっても状況によっても場所によっても変わって
正義を考えることは辛くて苦しいことがたくさんまとわりつくなぁと思った
何かを手に入れるためには必ず何かを犠牲にしなきゃいけないのかなぁと
思うことはいつもたくさんあって
欲張っていたら物事がどんどん複雑になるし 荷物も多くなる
シンプルにフリーに生きたい僕は
なるべく身辺にものを増やさずにいなければいけないと
いつも思ってるんだけど捨てるのが下手でもったいながりの自分は
どんどん増やしてしまうんだなぁ
これは解決しなければいけない問題だ
なんだか話が脱線し続けているなぁ
でもずっと泣いたよ
始めから最後までずっと泣けた
ああいう特別な能力を持った人に弱い
「人は誰だってヒーローに憧れる」ってやつです
神を信じるということ
信教文化の少ない日本ではあまり馴染みのない話で
でも信心を持つことはとてもきれいだなと思った
目には見えないし証拠も確証もないけど
筋が一本通っていて シンプルで 汚れがない
もともと自分も目に見えないものをたくさん信じてしまうほうだし
映画になってエンターテイメント性が強くなってはいるんだろうけど
あれが結構事実に基づいているなら
本当にかっこいいしすごいことだなぁと思う
しかも19歳でしょ! アンビリーバボーだよね
まあでも結構奇跡の話を観ている感覚ではある
実際自分の生き方に参考になったり
現実社会に投影することはできない
すごいこともあるもんだなぁという感じです
なんとも救われなくて
「いつだってずっとヒーローを待っている」なんてスマイルみたいな僕は
悲しいなぁ 辛いなぁ と考えこんじゃうんですが
正義は絶対勝つはずなのに!!と思ってしまうんですが
500年後に聖人として認められた彼女は報われていたらいいなぁと
ロマンチストの僕は思うのでした
ミラすごかったね! 体当たりです
あの世話係の弓使いの人が男前やった
まぁなんとも大掛かりなセットで
すげえなぁと思いました
ただやっぱり変わらず言えるのは
誰がなんと言おうと戦争なんて絶対に間違っていて根絶しなきゃいけない
戦争が必要な世界なんてさっさと滅びちゃえばいいんだ